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- 2019.10.20 Sunday
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みなさん こんにちは 電験3種傾向と対策研究会です。
今回からは電験3種に合格された方へのアドバイスを送ります。
電験3種を受験するに当たっては、いろいろな理由が考えられます。
「職場の上司から命令された」
「友人が受験するので、自分も受けてみることにした」
「電気知識の向上を目指している」などなど。
受験生でありながら、電験資格についての十分な知識を持っている方は少ないと
思われます。そこで、今週から数回に分けて、電験資格についての解説をします。
電気主任技術者制度は、世界の中でも日本にしかない制度です。
これは、明治時代に、電気の安全の確保を目的として始められました。
当初は、大学の先生など、学識や専門知識のある方を認定する形でした。
その後、試験制度による免状発行が始まります。
これは、家庭の経済状況などにより、大学に進学できない技術者に社会的地位を保障する目的もあったようです。
明治時代に始まった制度ですので、戦前と戦後の一時期には、韓国と台湾にもこの制度がありました。
その影響もあるのでしょうが、現在でも、外国人でもこの資格の取得が認められています。
電気主任技術者制度は、電気設備の安全管理を目的としています。
そして、電験は「業務独占資格」のひとつです。
人間が病気かどうか診断するのは医師免状を持った者しかできません。
そして、電気設備の不具合を診断するのは電験免状を持つ者しかできません。
このような資格を「業務独占資格」と言います。
そして、電験は医師と違って「必置(ひっち)資格」です。
つまり、高圧または特別高圧の電気設備を持つ事業所や会社は、電気設備の安全を確保するために、必ず、電気主任技術者を雇うか、業務を委託しなければなりません。
電気設備を持つあらゆるビルディング、病院、劇場、百貨店、スーパーマーケット、工場には、必ず、電気主任技術者を「置く」ことを求められます。
日本全国、津々浦々、電気設備の無い所はありません。
従って、電気主任技術者の仕事は日本全国に存在します。
電気は、配電線や送電線で全て繋がっています。
もし、ある会社の電気設備に不具合があり、その影響が周囲に及んだとします。
この場合、その地区は停電することになります。これを波及事故と言います。
この場合、その地区にあるスーパーマーケットの冷蔵庫や冷凍庫の食品は腐ります。
その地区内にある病院にいる患者は、病気が悪化し、最悪の場合は死亡します。
波及事故は、絶対に起してはならない!
電気主任技術者は、非常に責任の重い仕事です。
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